臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 血液疾患と検査所見との組合せで誤っているのはどれか(12回) 急性白血病一白血病裂孔 慢性白血病一血小板増加 本態性血小板減少性紫斑病―ルンペル・レーデ試験陽性 血友病―プロトロンビン時間延長 前の問題 次の問題 解答:4 1.急性白血病一白血病裂孔 2.慢性白血病一血小板増加 3.本態性血小板減少性紫斑病―ルンペル・レーデ試験陽性 4.血友病―プロトロンビン時間延長 解説: 1:急性白血病では、脊髄所見で、成熟好中球と芽球との間に中間成熟段階の細胞がない白血病裂孔がみられる。 2:慢性白血病では、骨髄性では順粒球の著明な増加と幼弱願粒球の出現をきたし、リンパ球性ではリンパ球の増加をきたす。血小板は増加する。 3:ルンペル・レーデ試験(Rumpel Leedetest)は、毛細血管の脆弱性による透過性の亢進の有無を調べる試験のうちの陽圧法であり、壊血病で陽性になるが、本態性血小板減少性紫斑病でも陽性になる。 4:血友病ではプロトロンビン時間延長はみられない。トロンボ試験では延長がみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test