臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 疾患とその治療に用いる眼鏡との組合せで正しいのはどれか(10回) 近視一凸レンズ 遠視一凹レンズ 老視一プリズムレンズ 乱視一円柱レンズ 前の問題 次の問題 解答:4 1.近視一凸レンズ 2.遠視一凹レンズ 3.老視一プリズムレンズ 4.乱視一円柱レンズ 解説: 1:近視は、網膜の位置に比して屈折力が強すぎて網膜の前で結像してしまうので遠方視力が悪い。凹レンズを用いて燗正する。 2:遠視は、近視とは逆に屈折力が弱いために網膜の後ろで結像してしまうので、凸レンズを用いて矯正する。 3:老視は、老眼ともいい、水晶体外層の硬化と屈折率増加のために眼の調節力が減退し、近点距離が明視距離(25cm)よりも大きくなり、近くが見えにくくなる。凸レンズを用いて矯正する。 4:乱視は、角膜の歪みなどのために屈折面が正しい球面をなさず、屈折力が各部位で均等でないために、眼内に射入した光線が眼底の一点に結像しないので物体を明視できないものである。円柱レンズが用いられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test