東洋医学臨床論(全570問) 椅子に座らせた患者の大腿四頭筋に筋力増強訓練を徒手で行う場合、抵抗を加える部位として適切なのはどれか(23回) 脛骨粗面部 下腿前面の中央部 下腿前面の遠位部 足背部 前の問題 次の問題 解答:3 1.脛骨粗面部 2.下腿前面の中央部 3.下腿前面の遠位部 4.足背部 解説: 大腿四頭筋は、大腿部前面にある筋群で、膝関節の伸展動作に中心的な役割を果たしている。大腿四頭筋の筋力増強法の一つとして、膝関節屈曲位から伸展動作をさせ、その動作に抗するように負荷をかける方法がある。設問にあるような座位の状態では「3:下腿前面の遠位部」に負荷を加えて伸展努力をさせる方法が適切である。 その他の選択肢は以下の通り。 「2:下腿前面中央」や「1:脛骨粗面部」よりも、遠位部の方が負荷をかけやすく、負荷通の加減も容易である。 「4:足背部」に負荷をかけた場合は、足関節に負担がかかるので適切ではない。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test