東洋医学臨床論(全570問) 次の文で示す患者について、関係する臓腑経脈を考慮して施術する場合、適切な部位はどれか(21回) 「15歳の女子。高校受験によるストレスのため、頭頂部に直径2cmの円形の脱毛部ができた。」 上腕外側 前腕内側 大腿外側 下腿内側 前の問題 次の問題 解答:4 1.上腕外側 2.前腕内側 3.大腿外側 4.下腿内側 解説: 東洋医学では髪は「余血」といわれ、血の不足や瘀血が原因となる場合が多い。脱毛の病証としては血熱、気血両虚、瘀血、肝腎陰虚などがある。治療の中心は血や腎気を補うか、瘀血を改善する目的で、脾経、腎経、肝経などの経穴を用いる場合が多い。選択肢の中でこれらの経絡に共通する部位は4:下腿内側である。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学臨床論 test