次の文で示す症例について次の問いに答えよ（２１回）

解説：

設問から、200mの歩行で痛みが出現することから間欠性跛行があり、ケンプ徴候（立位で、患側に後屈回旋して、患側の殿部から下肢への放散痛を誘発）陽性から、椎間板ヘルニアあるいは脊柱管狭窄を疑うことになる。

• 1：ROMは関節可動域を問うものであり、運動制限がないことから、誤り。
• 2：CMIはCornel Medical Indexのことで、神経症の有無を調査するアンケート用紙であり、痛みの評価法ではないことから、誤り。
• 3：MMTは徒手筋力テストであり、痛みの評価ではないことから、誤り。
• 4：VASはVisual Analogue Scaleのことで、10cm、15cm等の横に引いた直線の左端を全く痛みがない状態とし、右端を想像しうる最大の痛みと仮定して、現在の痛みの程度を問うことから、これが答えである。

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