古法あん摩の利関の術によって興奮しない受容器はどれか（１８回）

解説：

利関の術とは「大小関節を屈伸転換して敏捷快利せしむる術」とされる。現代の関節運動法に相当する。運動により、振動受容器であるパチニ小体や筋や腱の受容器である筋紡錘・腿器官が興奮する。運動法により興奮しないのは高閾値機械受容器である。この受容体は、損傷時に感じる一次疼痛に対応する侵害受容器の一種である。