あん摩マッサージ指圧理論(全224問) 患者を左側臥位で寝かせておいた時、発汗の促進がみられるのはどれか(18回) 左顔面部 右手掌部 右体幹部 左下肢部 前の問題 次の問題 解答:3 1.左顔面部 2.右手掌部 3.右体幹部 4.左下肢部 解説: 高木健太郎は1954年に「皮膚圧、半側発汗現象」として、発汗時身体の片側に圧迫刺激を加えると同側発汗は減少し、反対側発汗は増加することを発表した。設問に、左側臥位(左を下にして寝る)とあるので発汗は右側が促進する。一方、発汗の原因としては温熱刺激と精神的刺激がある。温熱刺激による発汗は全身に起こる。精神的刺激による発汗も全身にもみられるが、特に手掌・足底に起こりやすい。圧発汗反射はこの両方に有効とされるが、設問における発汗刺激の要因は、精神的刺激とは考え難い。よって、発汗の促進がみられるのは右体幹部とするのが妥当である。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - あん摩マッサージ指圧理論 test