東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 腹痛、喜按、畏寒、四肢の冷えがみられる脾の病証はどれか(16回) 脾陽虚 脾陰虚 脾気持虚 脾胃湿熱 前の問題 次の問題 解答:1 1.脾陽虚 2.脾陰虚 3.脾気持虚 4.脾胃湿熱 解説: 臓腋病証に関する設問である。喜按は虚証を示唆する所見であり、畏寒・四肢の冷えは、寒証、陽虚証を示唆する所見である。 したがって、1:「脾陽虚」が最も適応する。 2:「脾陰虚」は陰虚証であり、むしろ熱証を呈することから誤りである。 3:「脾気虚」は虚証ではあるが、気虚であり寒証までは呈さないことから誤りである。 4:「脾胃湿熱」は熱証であり、寒証とは逆の症状を呈することから誤りである。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test