東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 胃熱による症状はどれか(14回) 梅核気 心下宿 消穀善飢 五更泄瀉 前の問題 次の問題 解答:3 1.梅核気 2.心下宿 3.消穀善飢 4.五更泄瀉 解説: 病証に関する設問である。 1:「梅核気」は、肝郁気滞(肝気の諺滞)によって生じる咽喉のつかえをいう。 2:「心下痞」は、心下部の自覚的なつかえ感を訴えるものであるが、心や胃の異状によって起こる。 3:「消穀善飢」は、食べても食べてもおなかが空いてまた食べたくなる症状を指し、胃熱によって消化機能の亢進した状態をさす。これが答えである。 4:「五更泄瀉」は、腎の陽虚によって、五更の頃(明け方)に下痢をする慢性症状をさす。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test