東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 痛みの性質と病証との組合せで誤っているのはどれか(18回) 酸痛―虚証 重痛―湿証 刺痛―血瘀 隠痛―気帯 前の問題 次の問題 解答:4 1.酸痛―虚証 2.重痛―湿証 3.刺痛―血瘀 4.隠痛―気帯 解説: 痛みの東洋医学的な意義に関する設問である。 1は、酸痛がだるい痛みを表す言葉であり、湿証、虚証で生じることから正しい。 2は、重痛が重いような痛みであり、湿証の特徴であり、正しい。 3は、刺痛が刺されるような、切られるような痛みであり、瘀血の特徴であり、正しい。 4は、隠痛が痛いような、だるいような痛みで、圧迫されるととても気持ちがいいのが特徴であり、虚証の特徴である。一方、気滞は実証であり、誤り。なお気滞の場合は張ったような痛みである脹痛が特徴である。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test