解説:
1:バゾプレッシンは下垂体後葉から分泌され、腎臓における尿濃縮を促進することにより、水保持作用を持つ。さらに、バゾプレッシンは血管平滑筋のV1受容体に作用し、血管の収縮を引き起こす。
2:パラソルモンは上皮小体ホルモンの一種で、カルシウム調節ホルモンである。
3:グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島A細胞から分泌されるペプチド性ホルモンで、血糖を上昇させる作用を持つ。
4:オキシトシンは下垂体後葉から放出されるホルモンで、主な作用は授乳時の乳汁射出作用(乳頭とその周囲の受容器→神経性求心路→視床下部中枢→オキシトシンによる遠心路→乳腺筋上皮細胞)と分娩時の子宮筋収縮作用で、神経分泌物質の一つである。
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