東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 胃腸疾患に対し、身体部位に基づく配穴法と経穴との組合せで誤っているのはどれか(14回) 同経配穴―天枢・太白 前後配穴―中脘・胃兪 表裏配穴―足三里・公孫 上下配穴―内関・足三里 前の問題 次の問題 解答:1 1.同経配穴―天枢・太白 2.前後配穴―中脘・胃兪 3.表裏配穴―足三里・公孫 4.上下配穴―内関・足三里 解説: 1:天枢が足陽明胃経、太白は足太陰脾経であり、同経でも同名経でもないことから誤りである。 2:中脘は胃の募穴で腹部にあり、胃兪は胃の兪穴で背部にあり、前後配穴で正しい。 3:足三里は足陽明胃経、公孫は足太陰脾経で胃経と脾経は表裏関係にあり正しい。 4:内関は手厥陰心包経の穴で中焦をくつろがせ、胃腸疾患にも用いられる。足三里は足陽明胃経で胃腸疾患の重要穴の1つである(手と足の上下配穴と言えなくもないが、あまり適切とは思えない)。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test