東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 次の文で示す患者の病証に対し、補法を行う経穴はどれか(10回) 「24歳の女性。1年前から月経周期が短くなり量も多くなった。倦怠感、小腹部の下垂感を訴える。」 太衝 太白 神門 太淵 前の問題 次の問題 解答:2 1.太衝 2.太白 3.神門 4.太淵 解説: 月経周期が早くなるものには、虚実両方ある。しかし、倦怠感および小腹部の下垂感があることから、脾不統血および脾の失調による統血作用の失調と中気不足から内臓の下垂感が生じたものと考えるのが妥当であろう。 したがって、脾経を治療する経穴を選択する必要がある。 「1:太衝」は、肝経の原穴であり、誤り。 「2:太白」は、脾経の原穴であり、これが正しい。 「3:神門」は、心経の原穴であり、誤り。 「4:太淵」は、肺経の原穴であり、誤り。 関連記事⇒『【一覧表】原穴・募穴・背部兪穴・井穴・滎穴・兪穴・経穴・ 合穴・絡穴・郄穴を総まとめ!』 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test