東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 次の文で示す患者の病態に対し、罹患筋への局所治療として適切なのはどれか(10回) 「42歳の主婦。農作業の手伝いの後、手関節の橈側が痛み腫脹している。」 養老 通里 間使 偏歴 前の問題 次の問題 解答:4 1.養老 2.通里 3.間使 4.偏歴 解説: 農作業のあとの手関節橈側の痛みと腫脹ということから、母指腱鞘炎[de Quervan病:ドケルバン病]が最も疑われる。本症は長母指外転筋、短母指伸筋腱の腱鞘炎によって、疼痛や腫脹を来すことが多い。弾発現象は少ないとされている。 1:養老は、手関節尺側であり、誤り。 2:通里は、手関節尺側であり、誤り。 3:間使は、手関節掌側であり、誤り。 4:偏歴は、長母指外転筋部に相当し、これが答えである。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test