東洋医学概論(2:鍼灸版)(全293問) 体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか(26回) 前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方 第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部 足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際 前の問題 次の問題 解答:4 1.前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方 2.第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部 3.足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際 4.第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際 解説: 病因の中の外因と経穴に関する複合設問である。 「体重節痛」とは、頭や身体が重く、四肢がだるい、痛むという症状で、湿邪によって起こりやすい。 1は中封で足厥陰肝経の経金穴、2は地五会で足少陽胆経の穴、3は然谷で足少陰腎経の榮火穴、4は束骨で足太陽膀胱経の兪木穴で滎火穴ある。 湿邪を除くには陰陵泉などがよく使われ、五兪穴の兪穴は体重節痛を主治とする。 したがって、4が正しい。 ただ、この問題は要穴の主治とその経穴を問う形式で、経絡経穴概論の範囲で出題されやすい。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学概論(2:鍼灸版) test