解説:
SOAPは診療録において、患者の経過記録を系統的に整理するために用いられる用語で、各アルファベットは以下の頭文字である。
- S:subjective date(主観的情報)
- O:objective data(客観的情報)
- A:assessment(評価・考察)
- P:plan(治療計画)
S⇒患者が訴える主観的な情報
O⇒徒手検査の結果など施術者が客観的に得た情報。
A⇒S・Oで得た結果を総合し、患者の病態や治療効果などを評価・考察した内容を記述。
P⇒S・O・Aに基づいて立案する計画。
本設問の選択肢にはAが含まれていない。
タオルがしぼりにくいというS:主観的情報、トムゼンテスト陽性・短橈側手根伸筋の緊張というO:客観的情報から、上腕骨外側上顆炎の疑いがあるとのA:評価が導かれる。
その結果、アイシングをするというP:プランに到達する。
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