解説:
気管支喘息では、2:喘鳴を伴う呼吸困難を起こすが、吸気よりも呼気時の呼吸困難が強い。咳、疾を伴い、重症時には起坐呼吸を行い、またチアノーゼを伴うことが多い。原因は、アレルギー、感染、精神的要因、内分泌異常、β受容体の遮断などであり、また天候変化、食品、過食、過労、挨、大気汚染、タバコの煙、心労等が誘因となることがある。
1:倦怠感、3:発熱は急性気管支炎、肺炎、肺癌、肺結核などでみられる。
4:寝汗は、虚弱な人や、癌、結核などの慢性の消耗性疾患で全身の衰弱をきたしている時、あるいは精神不安がある人などにみられる。