生理学(2:鍼灸版)(全287問) 外気温が上昇すると起こるのはどれか(24回) 皮膚血流量が減少する 汗腺支配の交感神経活動が低下する 抗利尿ホルモンの分泌量が増加する 甲状腺ホルモンの分泌量が増加する 前の問題 次の問題 解答:3 1.皮膚血流量が減少する 2.汗腺支配の交感神経活動が低下する 3.抗利尿ホルモンの分泌量が増加する 4.甲状腺ホルモンの分泌量が増加する 解説: 3:発汗による水分の喪失を防ぐために、抗利尿ホルモンの分泌量は増加する。 1:外気温が上昇すると、皮膚血管を支配する交感神経の活動が弱まり、皮膚血管が拡張して皮膚血流量が増加する。 2:汗腺は交感神経性発汗神経(コリン作動性)によって支配され、外気温の上昇により交感神経の活動が高まると汗腺の活動も活発となり、蒸発による熱放散が増える。 4:発汗による塩分の喪失を防ぐために、副腎皮質から電解質コルチコイド(アルドステロンなど)の分泌が増加する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test