生理学(2:鍼灸版)(全287問) γ運動ニューロンについて正しいのはどれか(26回) 軸索は後根を通る 筋紡錘の感度を調整する 錘内筋線維の中央部分に終末する α運動ニューロンに比べて細胞体は大きい 前の問題 次の問題 解答:2 1.軸索は後根を通る 2.筋紡錘の感度を調整する 3.錘内筋線維の中央部分に終末する 4.α運動ニューロンに比べて細胞体は大きい 解説: γ運動ニューロン(γ運動神経)は、筋紡錘の錘内筋線維への遠心性神経である。 この神経の軸索は1:脊髄の前根を通り、3:錘内筋線維の両端に近い部分に終末している。 錘内筋線維の中央部は収縮要素が少ないために、中央部は収縮が起こらない。 そのため、γ運動ニューロンが興奮すると、錘内筋線維の両端が収縮し、その結果中央部が伸展され、Ia群求心性線維の活動を亢進させる。 すなわち、γ運動ニューロンの働きは、2:筋紡錘の感度の調整である。 4:この神経は、錘外筋線維(骨格筋線維のこと)を支配するα運動ニューロンに比べ、細胞体が小さく、線維も細い。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test