臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 咳・痰について正しいのはどれか(23回) 痰を伴う咳を乾性咳嗽という 気管支喘息の発作時は咳・痰は通常ない 血痰が出ても少量なら肺癌は考えない 誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである 前の問題 次の問題 解答:4 1.痰を伴う咳を乾性咳嗽という 2.気管支喘息の発作時は咳・痰は通常ない 3.血痰が出ても少量なら肺癌は考えない 4.誤嚥時の咳・痰は防御反応の一つである 解説: 誤嚥は、何らかの原因により食道から胃に送られるべき飲食物が喉頭、気管に入ることをいう。 気管に異物が入ると、通常は異物を排出しようとする反射(気道防御反射)が働き、強く咳き込む。これは防御反応の一つである。 1:痰を伴う咳は湿性咳嗽という。 2:気管支喘息の発作時には、咳・痰が出ることが多い。 3:血痰が出る場合には、喉頭、咽頭や気管支、肺などに組織損傷がある可能性が考えられる。肺癌の場合、血痰が初発症状である場合も多いことから疑う必要はある。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test