解説:
「1:トレムナー反射」は上肢の病的反射であり、方法・陽性所見は以下の通り。
- ワルテンベルグ反射:患者の母指を除く4指を軽く屈曲させ、この掌側に検者の示指及び中指を直角におき、その上をハンマーで叩打。母指を含め全指が屈曲すると陽性。
- ホフマン反射:検者の示指と中指で患者の中指末節をはさむ。その末節を母指で屈曲させ、急に話す。全指、ことに母指が掌側に屈曲すると陽性と判断。
類似の問題としては以下が挙げられる。
⇒『下肢の病的反射はどれか(30回)』
⇒『上肢の病的反射はどれか(29回)』
⇒『上肢の病的反射はどれか(21回)』