解説:
現在は、患者の自己決定権や患者中心型医療(共同作業型医療)が重視されるようになった。
それ以前の「医師が主導権を握り、患者の生命や健康を優先的に守るために医師の指示に従属するよう求める、父権主義(パターナリズム)」から「患者中心型医療」に変遷している。
患者中心型医療を実現するために、医療者はインフオームド・コンセントを通じて、患者との信頼関係を構築し、患者の健康維持・増進のために協力する姿勢、また患者の全人的苦痛(トータルペイン)に対する共感の態度が求められている。
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