生理学(2:鍼灸版)(全287問) 高温環境下で起こりにくいのはどれか(13回) 発汗 バゾプレッシン分泌の減少 皮膚血管の拡張 アルドステロン分泌の増加 前の問題 次の問題 解答:2 1.発汗 2.バゾプレッシン分泌の減少 3.皮膚血管の拡張 4.アルドステロン分泌の増加 解説: 高温環境下では2:下垂体からの抗利尿ホルモンであるバゾプレッシンの分泌が増加し、腎臓の集合管における水の再吸収を促進して、尿量を減らす。 また、1:発汗(温熱性)による水分の排泄が盛んに起こり、3:皮膚血管には拡張による放熱亢進が起こる。 4:アルドステロン分泌の増加は、腎臓の集合管におけるNa+の再吸収を増大させるので、水分も再吸収され、結果的に細胞外液量を増加させることになる。 関連記事⇒『臓器別!ホルモンの名称と、その作用(分泌異常で起こる疾患も!)』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test