生理学(2:鍼灸版)(全287問) 骨格筋の収縮について誤っている記述はとれか(15回) 筋細胞の過分極により誘発される 筋小胞体からのカルシウムイオン放出を伴う アクチンフィラメントがミオシンフィラメント上を移動する エネルギー源としてATPを用いる 前の問題 次の問題 解答:1 1.筋細胞の過分極により誘発される 2.筋小胞体からのカルシウムイオン放出を伴う 3.アクチンフィラメントがミオシンフィラメント上を移動する 4.エネルギー源としてATPを用いる 解説: 1:筋細胞膜の一部に脱分極によって活動電位が発生すると、活動電位は横行小管を介して直ちに細胞内部に伝わり、筋小胞体の終末槽からCa2+を細胞内の筋原線維の周囲に放出させる。細胞内に放出されたCa2+は調節蛋白のトロポニンと結合し、トロポニン、トロポミオシンの抑制作用がとれて、ミオシンの架け橋とアクチンのフィラメントが結合できるようになり、筋収縮が起こる。 ↓ 4:このエネルギー源としてATPを用いる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test