解説:
関節リウマチは原因不明の多発性関節炎を主体とする炎症性疾患であり、関節滑膜の増殖から次第に周囲の軟骨、骨がおかされ関節破壊と変形に至ることが多い。
よくみられる手の変形として、スワンネック変形、ボタン穴変形、4:尺側偏位がある。
関節外の症状では皮下結節、血管炎、皮膚潰瘍、肺線維症などがあり、1~3の選択肢はみられることは少ない。
1:レイノー現象とは発作的に起こる皮膚の色調の変化で、膠原病では全身性硬化症(強皮症)、全身性エリテマトーデス(SLE)によくみられる。
2:アフタ性口内炎はベーチェット病の主徴の1つである。
3:ヘバーデン結節は変形性関節症による遠位指節間関節に生じる結節状変形である。