臨床医学総論(全246問) 膝関節疾患と徒手検査法との組み合わせで正しいのはどれか(21回) 前十字靭帯損傷―ラックマンテスト 内側側副靭帯損傷―膝内反ストレステスト 半月板損傷―後方引き出しテスト 後十字靭帯損傷―マクマレーテスト 前の問題 次の問題 解答:1 1.前十字靭帯損傷―ラックマンテスト 2.内側側副靭帯損傷―膝内反ストレステスト 3.半月板損傷―後方引き出しテスト 4.後十字靭帯損傷―マクマレーテスト 解説: 1:前十字靭帯損傷ではラックマンテストが場性となる。 ラックマンテストは、膝関節20~30度屈曲位で他動的に下腿を大腿に対して前方に引き出す方法をとり、脛骨の前方への過度の動揺の発現をもって陽性とする。 その他の選択肢は以下の通り。 2:内側側副靭帯損傷⇒膝外反ストレステスト 3:半月板損傷 ⇒マクマレーテスト 4:後十字靭帯損傷 ⇒後方引き出しテスト(膝関節90度屈曲位で、他動的に下腿を大腿に対して後方に押す。脛骨の後方への過度の動揺の発現をもって陽性とする) 各テストの詳細は以下を参照。 ⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test