臨床医学総論(全246問) 易感染性をきたすのはどれか(23回) 鉄欠乏性貧血 溶血性貧血 腎性貧血 再生不良性貧血 前の問題 次の問題 解答:4 1.鉄欠乏性貧血 2.溶血性貧血 3.腎性貧血 4.再生不良性貧血 解説: 4:再生不良性貧血では汎血球減少(赤血球、白血球、血小板すべて減少する)がみられ、白血球では顆粒球が中心に減少することから感染しやすいと考えられる。 1:鉄欠乏性貧血は鉄の欠乏によるヘモグロビンの合成の低下により生じる。 2:溶血性貧血は種々の原因により赤血球破壊が充進するもので、血清ビリルビンの増加がみられる。 3:腎性貧血は腎臓から放出されるエリスロポエチンの産生低下により赤血球の生成が減少する。いずれも易感染性はきたさない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test