リハ医学(全238問) 第5頚髄節レベル残存の脊髄損傷完全麻痺患者で可能なのはどれか(16回) プッシュアップ動作 機能的把持副子によるつまみ動作 自助具による食事動作 にぎり動作 前の問題 次の問題 解答:3 1.プッシュアップ動作 2.機能的把持副子によるつまみ動作 3.自助具による食事動作 4.にぎり動作 解説: 第5頚髄節レベル残存では、三角筋(肩関節屈曲、伸展、外転)、上腕二頭筋(肘関節屈曲)が働く。 自助具による食事動作が可能である。1:プッシュアップ動作には上腕三頭筋(肘関節伸展)が働くため、第7頚髄節レベル残存が必要。 2:機能的把持副子によるつまみ動作には手関節背屈が必要で、第6頚髄節レベル残存が必要。 4:にぎり動作には指屈筋群(指の屈曲)が働くため、第8頚髄節レベル残存が必要。 以下の記事では各髄節レベルの機能的予後をまとめている。 ⇒『脊髄損傷における「レベル別機能的予後」』 前の問題 次の問題 基礎科目 - リハ医学 test