病理学(2:鍼灸版)(全154問) 異物とその処理方法との組合せで適切でないのはどれか(16回) 炭粉―貧食 血栓―器質化 折れた鍼―被包化 ナイロン糸一融解 前の問題 次の問題 解答:4 1.炭粉―貧食 2.血栓―器質化 3.折れた鍼―被包化 4.ナイロン糸一融解 解説: 気道から侵入する不溶性の炭粉は、肺胞マクロファージに貧食されて間質に沈着する。 大きな血栓は通常、肉芽組織の置換により処理される(器質化)。 折れた鍼は、生体内で完全に消滅させることは不可能で、肉芽組織が包囲し処理される(被包化)。 ナイロン糸も被包化で処理される。 一方、融解とは、異物が少量で可溶化されたり、貧食細胞で処理されることなどをいう。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test