病理学(2:鍼灸版)(全154問) 炎症にかかわる細胞とそれらが主役をなす炎症との組合せで誤っているのはどれか(17回) 好中球一化膿性炎症 好酸球一アレルギー性炎症 形質細胞一結核性炎症 リンパ球一慢性炎症 前の問題 次の問題 解答:3 1.好中球一化膿性炎症 2.好酸球一アレルギー性炎症 3.形質細胞一結核性炎症 4. リンパ球一慢性炎症 解説: 化膿性炎症は、好中球の溶出を主とする炎症である。 アレルギー性炎(症)は、外来性抗原の暴露した生体に同じ抗原が再び非経口的に侵入した結果、種々の免疫反応を起こした炎症で、好酸球の浸潤を多くみる。 慢性炎症では、ウイルス感染症やⅣ型アレルギーを示し、リンパ球の浸潤が強く起こる。 結核性炎症は、肉芽腫の形成を特徴とする。 そこでは、マクロファージ、類上皮細胞、ラングハンス型巨細胞などがみられる。 一方、形質細胞はBリンパ球から分化した抗体産生細胞で、結核性炎症とは関係がない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test