病理学(2:鍼灸版)(全154問) 急性炎症に最も関連の深いのはどれか(13回) 結核結節 肉芽組織 腫瘍 瘢痕組織 前の問題 次の問題 解答:3 1.結核結節 2.肉芽組織 3.腫瘍 4.瘢痕組織 解説: 急性炎症は、微小循環系の変化が前面に現れる炎症をいい、慢性炎症は、進行性の変化(肥大、増殖など)が顕著になる炎症をいう。 結核結節は、結核症でみる肉芽腫をいい、主にマクロファージの増殖した塊である。 肉芽組織は、新生毛細血管、線維芽細胞、炎症細胞などからなる幼若組織であり慢性炎症の像でみられる。 瘢痕組織は、炎症治癒過程の最終産物であり、膠原線維に置換し瘢痕化したものである。 一方、膿瘍は、好中球が限局性に集まり、膿が貯留している状態で、急性炎症に最も関連が深い。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 病理学(2:鍼灸版) test