臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 疾患と痛みの放散部位との組合せで正しいのはどれか(16回) 胆石一左上肢 胃潰瘍- 鼡径部 急性膵炎一左肩 尿管結石一心窩部 前の問題 次の問題 解答:3 1.胆石一左上肢 2.胃潰瘍- 鼡径部 3.急性膵炎一左肩 4.尿管結石一心窩部 解説: 3:急性膵炎では心窩部、左季肋部に激痛が生じ、左背部、左肩に痛みが放散する。 1:胆石や急性胆のう炎では右季肋部に疵痛や持続性の腹痛が生じ、右背部、右肩に放散痛がみられるが、左上肢に放散することはない。左上肢への放散痛がみられるものには狭心症や心筋梗塞がある。 2:胃潰瘍や十二指腸潰瘍では心窩部に疼痛が生じ、痛みは鼡径部には放散しない。 鼡径部への放散痛は4:尿管結石などでみられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test