臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 無月経の原因として適切でないのはどれか(17回) 妊娠 下垂体腫瘍 神経性食思不振症 子宮内膜症 前の問題 次の問題 解答:4 1.妊娠 2.下垂体腫瘍 3.神経性食思不振症 4.子宮内膜症 解説: 4:子宮内膜症では無月経とはならない。子宮内膜様組織が子宮外の骨盤内で発育・増殖する病態をいい、症状としては月経時に下腹痛や腰痛、排便痛などが生じ、続発性の月経困難症が発現する。他の選択肢はすべて無月経の原因となる。 1:妊娠では月経は停止し無月経となる。 2:下垂体腫瘍(下垂体腺腫)では、下垂体からのホルモンの分泌異常(腺腫からのプロラクチン分泌過多や下垂体ホルモン分泌障害)により無月経となる。 3:神経性食思不振症では、やせと視床下部性無月経が必発とされている。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test