臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 脊椎麻酔で可能な手術はどれか(13回) 脳腫瘍摘出術 甲状腺全摘術 上腕骨骨折骨接合術 虫垂切除術 前の問題 次の問題 解答:4 1.脳腫瘍摘出術 2.甲状腺全摘術 3.上腕骨骨折骨接合術 4.虫垂切除術 解説: 脊椎麻酔は、くも膜下ブロック、髄膜内ブロック、腰椎麻酔などとも呼ばれ、脊椎のくも膜下腔に麻酔薬を注入して脊髄神経根と脊髄を麻痺させる。 高位脊椎麻酔は胃切除、胆摘などの上腹部手術に、中位脊椎麻酔は小腸切除、虫垂切除、イレウス手術などに、低位脊椎麻酔は子宮・直腸・肛門手術、鼡径、骨盤腔手術などに用いられ、そのほか下肢手術の麻酔やサドル・ブロック(会陰、肛門周囲手術、無痛分娩)で行われている。 ゆえに、脊椎麻酔で可能な手術は4:虫垂切除術である。 1:脳腫瘍摘出術、2:甲状腺全摘術は全身麻酔が、3:上腕骨骨折骨接合術は硬膜外麻酔や腕神経叢麻酔などが用いられる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test