東洋医学臨床論(全570問)
理学的検査所見と罹患局所への施術部位との組合せで適切なのはどれか(17回)
解答:2
- 1.チェアテスト陽性一結節間溝部
- 2.スパーリングテスト陽性―頸椎部
- 3.ヤーガソンテスト陽性―上腕骨外側上顆部
- 4.ライトテスト陽性一手根管部
解説:
- 「1:チェアテスト」は上腕骨外側上顆炎(テニス肘)を調べるテストであり、上腕骨上部の結節間溝とは関連しない。
- 「2:スパーリングテスト」はジャクソンテストとともに頚椎症を調べるためのテストであることから、関連がある。
- 「3:ヤーガソンテスト」はストレッチテスト、スピードテストとともに上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎を調べるためのテストであり、関連がない。
- 「4:ライトテスト」はアレンエスト、アドソンテストとともに過外転(小胸筋)症候群あるいは胸郭出口症候群を検査するためのテストであり、手根管とは関連しない。
各テストの詳細は以下を参照。
⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう』