次の文で示す症例について次の問いに答えよ（２０回）

解説：

「患肢で片脚立ちさせると反対側の骨盤が下がる」というのは、3：トレンデレンブルグ徴候」である。

その他の選択肢は以下の通り。

• 1：ケルニッヒ徴候は髄膜刺激症状の一つで「患者を仰臥位にさせー側股関節および同側の膝関節を直角に曲げた状態で、膝を押さえながら下肢を他動的にすばやく伸展するときに項部に痛みを伴う抵抗を感じたり､後頭部がのけぞる徴候」をさす。
• 2：ケンプ徴候は腰部椎間板ヘルニアの際にみられるテストで「患者を立位とし膝を伸展したまま、腰椎を後側屈させたときに、同側に下肢痛を生じた場合」を陽性と判断するもの。
• 4：ブルンベルグ徴候は腹膜刺激症状であり「腹膜炎の際に腹壁を静かに圧迫し、急に圧迫を解くと強く疼痛を感じる徴候」をさす。