トレンデレンブルグ徴候【股関節検査】

整形外科 - 徒手検査法(整形外科)

この記事では『トレンデレンブルグ徴候(Trendelenburg's sign)』について解説していく。

 

トレンデレンブルグ徴候の所見・解釈

 

トレンデレンブルグ徴候の所見・解釈は以下の通り。

 

所見

患側肢で片脚起立した際に、反対側(=健側)の骨盤が下がる。

 

解釈

「(中殿筋麻痺・先天性股関節脱臼などによる)股関節外転筋の機能不全」を示唆。

患側肢で片脚起立した際に、股関節外転筋による支持が不十分なため、健側の骨盤が下がる。

 

関連記事

 

以下は股関節疾患ついて言及した記事となるので、合わせて観覧すると理解が深まると思う。

⇒『【疾患まとめ】股関節の疾患

 

以下の記事では、徒手整形外科的テストの一覧をまとめているので、合わせて観覧してみてほしい。

⇒『【まとめ】徒手整形外科的テストを整理しよう

関連記事
テキストのコピーはできません。