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【令和4年売上】卒業後、訪問マッサージを12月まで頑張った結果を発表

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2022年3月、無事に国家試験に合格し、学校も卒業することが出来た。

 

そして5月中旬、地元に戻った私は「出張専門施術所」として実家を拠点に訪問マッサージをスタートさせた。

 

この記事では、5月にスタートしてからの売り上げ推移を、確定申告した書類を添付することで発表していく。

 

確定申告書で売り上げ発表

 

「令和4年度の確定申告」をe-Tax(国税電子申告・納税システム)で実施すると、電子データとして保存できるので、それに若干のモザイクを入れたものが以下になる。

 

ちなみに、ブログ収益などは、マイクロ法人として設立した合同会社の利益として計上している。

 

確定申告書の内訳

 

1月~5月までは、東京のリラクゼーションサロンで小金稼ぎをしていたので、それを記載している。

 

5月中旬に開業し、

5月中は営業だけに注力し、

施術自体は6月からスタートした。

 

そんな「訪問マッサージ6月~12月までの売り上げ」は以下の通り。

  •  6月:15万円台
  •  7月:28万円台
  •  8月:32万円台
  •  9月:48万円台
  • 10月:57万円台
  • 11月:56万円台
  • 12月:58万円台

 

50数万円で足踏みをしているが、

今年(令和5年)は60~70万円台を維持できる見通しだ。

 

そして来年(令和6年)は療養費の改定があり、この年は診療報酬・介護報酬も同時改定されることからダイナミックな改定が起こる可能性が高い。

もちろん社会保障費がひっ迫していることから、ネガティブな方向での改定を想定している。

関連記事⇒『【速報!訪問マッサージの将来は悲観的?】令和4年改定あはき療養費の基本的な流れ(療養費検討専門委員会の議論を参照)

 

つまりは今年(令和5年)は、私が開業して一番大きく儲けることが出来る最初で最後の年となる可能性がある。

 

従って、令和5年も「(令和4年と同様な)確定申告を添付してた売り上げ記事」を公開し、有終の美を飾ることが出来れば幸いだ。

 

 

訪問マッサージはホリエモンもおススメなビジネスモデル

 

今後の流れとして、大きく稼ぐことが難しくなる可能性が高い訪問マッサージ事業だが、そうはいってもビジネスモデルとしては優秀だ。

 

堀江貴文こと『ホリエモン』は理想とするビジネスモデルの4条件として以下を挙げている。

  1. 利益率の高い商売
  2. 在庫を持たない商売
  3. 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
  4. 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

 

そして上記は、訪問マッサージのビジネスモデルにピッタリ当てはまると言われている。

 

利益率の高い商売

 

例えば「こだわりの強いラーメンを低価格で提供しよう」と思った場合、販売価格に対する仕入れ値の割合が高すぎて、1食当たりの利益が殆どない。

これが「利益率の低いビジネスモデル」の一例だ。

 

一方で訪問マッサージは、「自身の施術のみ」が利益に反映するので、「利益を生み出すモノ」を仕入れる必要がない。

従って非常に利益率の高いビジネスモデルと言える。

「仕入れる必要のあるモノ」を強いて挙げるとするならば、移動手段(私の場合はバイク)、血圧計などの微々たる小道具のみだ。

 

在庫を持たない商売

 

前述したように訪問マッサージは、利益を生み出すための「商品」は不要なため、在庫を抱えなくて済む。

在庫を抱えると、高額な商品をストックしておいたり、大量に商品を仕入れたとしても、それを売りさばけずに破棄してしまうリスクが生じてしまう。もちろん、破棄した商品は利益を生み出さなかったので大損失だ。

 

定期的に一定額の収入が入ってくる商売

 

訪問マッサージは、契約を以下の様にかわすのが一般的だ。

月曜10時~と金曜14時~の週2回施術をしに自宅へ訪問する。

 

そのため、毎回予約を取ったり、(セラピスト自身が訪問するため)予約をすっぽかされるというリスクが無い。

 

最近話題のサブスクリプションモデル(月額使用料を徴収してサービスを提供するモデル)と類似したビジネスモデルといえる。

 

 

資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

 

訪問マッサージは、患者宅で施術をするので、自身の拠点はどんなにオンボロ家でも構わない(出張専門ではなく、施術所として保健所登録するなら一定の基準を満たす必要はあるが)。

 

賃貸で開業するならオンボロアパートでOKだし、実家で開業できるならば家賃・光熱費など不要である(両親には出世払いを交渉してみよう)。

 

一方で飲食店の開業となれば、上記のようにはいかず、借金をして背水の陣で事業に臨む必要があるのは言うまでもない。

※どちらが小資本で始められるかは一目瞭然。

ちなみに私は、十数年ぶりに実家へ戻り、そこで「出張専門施術所」として開業している。

 

実際に訪問マッサージをやってみて感じたリスク

 

訪問マッサージのメリットを記載してきたが、当然のことながらデメリットも存在し、例えば以下などが挙げられる。

  • (地域によっては)競合他社が多すぎる。
  • (営業面において)他社との差別化が伝えにくい。
  • (地域によって)同意書を書いてくれる医師数が極端に異なる。
  • (社会保障費に依存するため)財源問題により報酬の増加は絶望的(これは他の医療・介護事業と同様)。

 

ただし、前述したメリットがあるため、失敗したとしても大損失にはならず「良い思い出・良い経験」として人生の1ページに刻まれるだけなのだから、挑戦するだけの価値はあるだろう。

 

 

訪問マッサージの業務委託への誘いには要注意

 

施術所として保健所登録すると、様々な訪問マッサージ業者から業務委託の誘いが来る。

 

その中には(売り上げが全く立たずに八方ふさがりであれば)聞く耳をもっても良い類もあれば、足元をみて破格の手数料を吹っかけてくる業者もいるので注意が必要。

 

先日、患者の施術中に見知らぬ番号から電話がかかってきたので(わざわざ患者に施術を中断して受けてみると)KEIROWからの業務委託勧誘電話であった。

 

施術中であったこともあり「業務委託を受けた場合、どれくらい売り上げから抜かれるのか手短に教えて欲しい」と伝えると以下の答えが返ってきた。

 

レセプト業務なども当社が代行し、その手数料も含めて60%くらいです

 

上記を聞いて、頑張って施術をしても(ただ紹介して、単純な事務作業の代行をするだけで)40%も抜かれるのかと驚いた。

 

しかし、よく話を聞いてみると(40%は私の取り分で)60%が抜かれることが分かって驚愕した。

 

何のために会社に所属せず、わざわざ開業しているのか?

 

フランチャイズ展開をしている会社にろくな業者はいないのではと感じたエピソードとなる。

 

 

ホームページを作ってもらう場合においても、サーバーは自分で管理しよう

 

訪問マッサージを開業するとなった場合、ホームページを立ち上げようとする人もいるだろう。

 

私は(このブログを観覧てもらえばわかると思うが)自分でホームページを立ち上げた。

 

しかし一般的には、業者に発注する人が殆どだろう。

 

しかし、以下のようなビジネストークを展開してくる業者がいる点には注意が必要。

 

格安でホームページを作ります。ただ、月々のサーバー代として○○万円頂きます。

 

サーバーというのは「そのホームページを立てるために必要な土地」みたいなもので、自分でブログを作成する際に「自身でサーバー契約をする場合」は(ドメイン代)も合わせて1万円くらいのものだろう。

 

しかし、この様な業者は「格安ホームページ」を餌にして、月々のサーバー代で儲ける仕組みなのを覚えておこう。

 

私はエックスサーバーというのを使用しているが、例えば「エックスサーバーに私が契約するので、そのサーバーを使用してホームページを作ってください」というのも一手段となる。

※エックスサーバーはブログ作成をする人であれば知らない人はいないくらい有名なサーバーで、自動でデータバックアップもしてくれる(業者によっては、バックアップ代としょうして、さらに料金をむしり取る業者もあるので注意しよう)。

 

 

ここからは理想論になるが、ホームページを作成した後も、「手直しをする」「院長日記などの定期的な更新物を作成する」などをしたい人もいるだろう。

 

そういう人は、少しずつでもブログを自分でいじれるようになることをお勧めする。

 

ホームページ関連のビジネスは、実態が無いので、無知をターゲットにして「言い値でカモにする」ということが横行している。

 

せっかく稼いだお金も、このような支出面を疎かにしていれば貯蓄されて行かない。

 

利益をガンガン貯えるために、以下を心にとどめておこう(自戒の念も込めて)。

 

しっかりと攻撃力を高めると同時に、コツコツと防御力も身に着ける
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