東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 腎虚証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う経穴はどれか(15回) 水泉 太白 経渠 孔最 前の問題 次の問題 解答:3 1.水泉 2.太白 3.経渠 4.孔最 解説: 最も出題傾向の高い設問の1つである。 腎虚証では、肺経と腎経の連続する2経の虚が前提となり、2経の母子関係の子の経の虚証と呼称する(肝虚証であれば腎経と肝経の虚証)。 治療は、母の経の母の穴と子の経の母の穴を補うことになる。 したがって、「肺金経の金穴(母穴):経渠」と「腎水経の金穴(母穴):復溜」を補うことになる。「3:経渠」が答えである。 その他の選択肢は以下の通り。 「1:水泉」は水経の金穴であり、誤り。 「2:太白」は土経の土穴であり、誤り。 「4:孔最」は金経の郄穴であり、誤り。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test