東洋医学概論(全262問) 朝起きたら下顎が腫れ、頚が回りにくくなった。この病証の経脈はどれか(26回) 胃経 大腸経 小腸経 三焦経 前の問題 次の問題 解答:3 1.胃経 2.大腸経 3.小腸経 4.三焦経 解説: 経脈病証に関する症例形式の設問である。 下顎の腫れは顎の腫れであり、小腸経のみにみられる。また、頚が回りにくいのは、振り返れないという小腸経の病証と同じである。したがって、3の小腸経が正しい。 なお、手太陽小腸経の経絡走行上の病証としては、頚の腫れ、後ろを振り返れない、頚、肩、上肢後面内側の痛みがみられる。そして、経絡関連病証としては、喉、顎の腫れ.痛み、難聴がみられる。 1の胃経の病証に顔の麻痺や前頚部の腫れがあるが、該当しない。 2の大腸経の病証に歯の痛みがあるが、該当しない。 4の三焦経の病証に咽頭喉頭の炎症があるが、該当しない。 前の問題 次の問題 マッサージ専門科目 - 東洋医学概論 test