解説:
肺胞から肺毛細血管中に拡散した酸素が動脈中を運ばれ、各組織の毛細血管において組織液に拡散して、各細胞で使われる。
そのため、酸素分圧は「肺胞内気 (肺胞気)では100mmHg」「動脈血中では95mmHg」「静脈血中では40mmHg」となり、このなかでは「1:肺胞内気」が最も高い。
2:肺動脈には静脈血が、3:肺静脈には動脈血が流れることに注意が必要である。
また、吸気では158mmHg・呼気では116mmHgとなることにも注意してほしい。
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