臨床医学総論(全246問) 病巣と神経学的所見との組合せで正しいのはどれか(14回) 錐体路―足クローヌス 小脳―深部腱反射亢進 脊髄神経根―手袋靴下型感覚障害 視床―認知障害 前の問題 次の問題 解答:1 1.錐体路―足クローヌス 2.小脳―深部腱反射亢進 3.脊髄神経根―手袋靴下型感覚障害 4.視床―認知障害 解説: 1:足クローヌスとは、足関節を他動的に衝動的に背屈させると足関節の背屈・底屈運動を繰り返す現象をいい、錐体外路障害でみられる。 2:腱反射亢進は、反射に抑制的に作用している錐体路の障害でみられる。病巣は小脳深部ではない。 3:手袋靴下型感覚障害は、糖尿病性ニユーロパチーなどによる多発神経障害でみられる。病巣は脊髄神経根ではない。 4:認知障害は、脳に入ってきた情報を加工・統合して目的に適した行動を行う脳の高次な働きの障害で生じる。病巣は視床ではない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論 test