鶏歩を呈する患者に対する麻痺筋への低周波鍼通電療法を行う部位で適切なのはどれか（２２回）

解説：

鶏歩は、腓骨神経麻痺によって足関節の背屈が困難なときの歩容を表すものである。

したがって、刺激筋肉は前脛骨筋、長・短母趾伸筋、長・短趾伸筋などが中心である。

• 1：「足三里と豊隆」は足三里が前脛骨筋、豊隆が長趾伸筋であり、これが答えである。
• 2：「伏兎と梁丘」は伏兎が大腿直筋、外側広筋であり、誤り。
• 3：「漏谷と三陰交」は漏谷が後脛骨筋、長指屈筋であり、誤り。
• 4：「合陽と承山」は、いずれも腓腹筋であり、誤り。