東洋医学臨床論(2:鍼灸版)(全542問) 末梢神経麻痺と罹患筋への低周波鍼通電療法で用いる経穴との組合せで最も適切なのはどれか(26回) 橈骨神経麻痺一手五里・温溜 正中神経麻痺―尺沢・通里 深腓骨神経麻痺一陽輔・懸鍾 脛骨神経麻痺一条口・解渓 前の問題 次の問題 解答:1 1.橈骨神経麻痺一手五里・温溜 2.正中神経麻痺―尺沢・通里 3.深腓骨神経麻痺一陽輔・懸鍾 4.脛骨神経麻痺一条口・解渓 解説: 橈骨神経麻痺では長橈側手根伸筋や上腕三頭筋などが障害を受けるので、1:手五里・温溜の組合せが正解となる。 2:正中神経麻痺では主に手関節屈筋群が障害を受けるが「尺沢は上腕二頭筋」「通里は尺側手根屈筋(尺骨神経支配)」なので誤り。 3:深腓骨神経麻痺では前脛骨筋など下腿前方区画の筋が障害を受けるが「陽輔および懸鍾は短腓骨筋(浅腓骨神経支配)」なので誤り。 4:脛骨神経麻痺では下腿浅後方区画および深後方区画の筋が障害を受けるが「条口は前脛骨筋(深腓骨神経支配)」「解渓は長母趾伸筋(深腓骨神経支配)」なので誤り。 前の問題 次の問題 鍼灸専門科目 - 東洋医学臨床論(2:鍼灸版) test