生理学(2:鍼灸版)(全287問) 運動反射と反射中枢の組合せで正しいのはどれか(24回) 横隔膜反射一脊髄 屈曲反射ー延髄 立ち直り反射一橋 緊張性頸反射一中脳 前の問題 次の問題 解答:1 1.横隔膜反射一脊髄 2. 屈曲反射ー延髄 3.立ち直り反射一橋 4.緊張性頸反射一中脳 解説: 1:横隔膜反射は皮膚反射の一種であり、胸部下方の皮膚を刺激すると反射性に横隔膜が収縮する。これは脊髄レベルを介する多シナプス反射である。 2:屈曲反射は皮膚、筋肉、関節などの組織に、熱などによる有害な痛覚刺激を与えると、同側の踵、膝、股における屈筋が反射的に収縮し、伸筋が弛緩する多シナプスの脊髄反射である。 3:立ち直り反射は身体の重力方向に対する位置が、前庭、頚部、皮膚などの感覚により与えられて起こり、中脳の上方までの脳幹を中枢とする。 4:緊張性頚反射は、動物で頭部を右側にねじると左側の前肢と後肢が屈曲し、右側の前肢と後肢が伸展する反射で、反射中枢は延髄および橋に存在する。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 生理学(2:鍼灸版) test