臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 疾患と診察所見の組合せでよくみられるのはどれか(24回) 鉄欠乏性貧血ー歯肉出血 巨赤芽球性貧血ー関節内出血 腎性貧血ー血尿 再生不良性貧血ー鼻出血 前の問題 次の問題 解答:4 1.鉄欠乏性貧血ー歯肉出血 2.巨赤芽球性貧血ー関節内出血 3.腎性貧血ー血尿 4.再生不良性貧血ー鼻出血 解説: 4:再生不良性貧血では、末梢血ですべての血球が減少する汎血球減少がみられる。 主要症状は息切れ、動悸、めまいなどの貧血症状と皮下出血斑、歯肉出血、鼻出血などの出血傾向である。 1:鉄欠乏性貧血は鉄の欠乏によるヘモグロビンの合成低下により、 2:巨赤芽球性貧血はビタミンB12または葉酸の欠乏により、 3:腎性貧血はエリスロポエチンの産生低下により赤血球の生成が減少してそれぞれ貧血症状をきたすが、出血傾向はみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test