臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 脳血管障害の後遺症でよくみられるのはどれか(23回) 起坐位 エビ姿勢 前かがみ姿勢 マン・ウェルニッケ肢位 前の問題 次の問題 解答:4 1.起坐位 2.エビ姿勢 3.前かがみ姿勢 4.マン・ウェルニッケ肢位 解説: 4:脳血管障害後遺症では麻痺側の上肢は屈曲・回内、下肢は伸展・足は底屈位となる。この肢位をマン・ウェルニッケ肢位と呼ぶ。 1:起坐位は上半身をほぼ90度に起こした状態で背中や胸に枕、クッションなどを抱えるように前かがみで座る姿勢であり、心臓喘息、気管支喘息などによる呼吸困難を軽減する姿勢である。 2:エビ姿勢は激しい腹痛などにより股関節・膝関節を屈曲し、エビのように前屈する姿勢で、急性膵炎などでみられる。 3:前かがみ姿勢は前傾・前屈姿勢を示し、パーキンソン病で特徴的である。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test