臨床医学総論(2:鍼灸版)(全250問) 呼吸機能検査所見と疾患の組合せで正しいのはどれか(23回) 拘束性障害―慢性閉塞性肺疾患(COPD) 閉塞性障害一肺結核後遺症 拡散能低下一特発性肺線維症 気道過敏性亢進一心臓性喘息 前の問題 次の問題 解答:3 1.拘束性障害―慢性閉塞性肺疾患(COPD) 2.閉塞性障害一肺結核後遺症 3.拡散能低下一特発性肺線維症 4.気道過敏性亢進一心臓性喘息 解説: 3:拡散能低下は1:拘束性障害と共に、間質の炎症や浸出液の貯留、線維化などが起こる間質性肺疾想でみられる症状である。特発性肺線維症は原因不明の問質性肺炎の中で最も頻度が高いことから、拡散能低下との組み合わせは正しい。 2:閉塞性障害は気管支の攣縮や分泌物による気道の閉塞によるものであり、主に慢性閉塞性肺疾患(COPD)でみられる。肺結核後遺症では外科的処世の結果によってさまざまな器質的な変化が生じて呼吸障害が出現する。 4:気道過敏性亢進は気管支喘息、でみられる所見であり、起坐呼吸が特徴的所見となる心臓喘息ではみられない。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学総論(2:鍼灸版) test