臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 疾患と検査結果との組合せで適切なのはどれか(20回) 関節リウマチーCRP値上昇 悪性リンパ腫一フィラデルフィア染色体陽性 全身性硬化症―HLA-B51陽性 悪性貧血―ビタミンB 6 欠乏 前の問題 次の問題 解答:1 1.関節リウマチーCRP値上昇 2.悪性リンパ腫一フィラデルフィア染色体陽性 3.全身性硬化症―HLA-B51陽性 4.悪性貧血―ビタミンB 6 欠乏 解説: 1:関節リウマチでは、CRP値上昇(CRP陽性)がみられるので正しい。赤沈促進、血清ムコ蛋白、糖蛋白、血漿グロブリン、フイブリノーゲン、リウマチ因子陽性、LEテスト陽性、抗核抗体陽性、補体価低下、貧血などもみられる。 2:悪性リンパ腫ではフィラデルフィア染色体陽性はみられないが、慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病でみられる。 3:全身性硬化症ではHLA-B51陽性にはならない。HLA-B51陽性はベーチェット病でみられる。 4:悪性貧血はビタミンB12の欠乏によって起こる大球性正色素性貧血であり、ビタミンB6の欠乏では貧血、脂漏性皮膚炎、口角炎、舌炎、多発性末梢神経炎などが起こる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test