臨床医学各論(2:鍼灸版)(全514問) 生後3か月の発育性股関節形成不全の患児でみられるのはどれか(25回) アリス徴候 トレンデレンブルグ徴候 ドレーマン徴候 フローマン徴候 前の問題 次の問題 解答:1 1.アリス徴候 2.トレンデレンブルグ徴候 3.ドレーマン徴候 4.フローマン徴候 解説: 股関節形成不全は不適切な育児習慣によって股関節脱臼を発症するケースが多いことから、それらが発育性股関節形成不全と呼ばれるようになった。 女児に多く、乳児期には開排制限が見られるほか、脚長差が生じるため、1:アリス徴候が陽性となる。 その他の選択肢は以下の通り。 2:トレンデレンプルグ徴候は、立位が可能となる幼児期にみられる(生後三カ月では、まだ立ったり歩いたりできない)。 3:ドレーマン徴候は「背臥位で股関節を屈曲していくと患肢が開排していく現象」で大腿骨頭すべり症で陽性となる。 4:フローマン徴候は、尺骨神経麻痺時に母指内転筋の筋力低下が生じることによって陽性となる。 前の問題 次の問題 基礎科目 - 臨床医学各論(2:鍼灸版) test